働肝日

働肝日。休肝日の反対の意味。

昨日の土曜日は浅草。あまり得意な街ではないけれど、久しぶりに行ったら、実にインターナショナルで、すごく印象的だった。白人のカップルがチェーン店系の牛丼屋から結局食べずに出てきて、今度は隣のしなびた蕎麦屋に入っていく様子は、♂「ライスボールだよ、ライスボール、日本来たらこれ食べなきゃ」♀「えっ、これチェーン店よ、たぶん。LAにだってあるわ。あなたは全然、ジャパニーズテイストを理解してないわね。ドラゴンボールしかしらないんだから」、みたいな、まあ、単なるアテレコだけど、そういう感じがほほえましかった。

ともかく、太鼓叩いて、浅草の屋台寄って、神谷バー寄って、あとはおまけに人形町寄って、みたいな一日。
ああいう屋台はやっぱり苦手だな。割高だし、暑いし、あんまりメリットわかんない。まあ、好きな人は好きなんだろうね。そもそも一杯だけ飲んで、みたいなことほどほどなこと出来ないし。飲むか飲まないかどっちか。
神谷バーは前にも行ったことあるけれど、そのときの記憶はあんまり残ってないな。あんなにごちゃごちゃしてたっけか?まあ大体、電気ブランとかそんなに好きじゃないし、ひたすらビール飲んでた。ビールはでかかったな。あれだけあれば満足だな。
結局4時前から飲みだして、10時半ぐらいまでだから約6時間。こういうの久しぶりだな。

まあでもみんなで楽しく飲むのは嫌いじゃないよね。一人でも飲むというほうじゃないし、アルコール類の味自体に思い入れはそんなにないから、たぶん酒好きではないし、酒豪と呼ばれる人たちのようには飲めないけれど、酔っ払って、楽しげなのは好き。
でも、飲まなきゃ人と語り合えない、というのは単なるコミュ力不足でしょ、っていうのが将来のトレンドになるかもしれないけれど、どうなんだろうね。タバコぐらい吸わないと一人前じゃないとか、喫煙所は大人の社交場・情報交換の場所だ、みたいなのはもはや過去の遺物だけど、ある時期まではそういう風潮あったし、僕自身、そうとも思ってたしね。
最近の若者はビールを飲まないとか、いきなりカクテルを飲みだすとか、そもそも飲み会に参加しないとか、いろいろ目に耳にするけれど、そんなこと自体は僕はあまりなんとも思わないけれど、いつか、「えっ?おじさん、いまだにアルコールとか飲んでるの?体に悪いことが証明されてるよ。」みたいな日がくるのかね。そしたら悲しいな。

ちなみに昨日あれだけ飲んで、しばらくはアルコール要らないな、って思ったのに、今日も発泡酒を500cc飲んでしまうっていうのは、まあ、中毒とかではないと思うけれど、ちょっと依存的かもしれないけど、まあ、いいや。そういう時期もあるよ、きっと。