お役所仕事入門

このところ全く読書する機会はなかったけれど、そろそろインプットする時期かと思い、新しい道を踏み出すのに役立ちそうな本として、手に取ったのがこの本。

役所でどんな業務が行われているかについて書かれている本、だと思って読み進めてみると、そうではなくて、お役所仕事的な仕事の仕方ではダメだよ、ということについて、延々と説教してる本だった。
それならあまり役には立たないな、と思いつつ仕方ないから読み続けて見たけれど、これまでの会社員人生で肌感覚ではわかっていたけれども、人には説明しにくいことが、系統的に解説されていて、読み物としてはそれなりに面白かった。

まあ大体、中小企業の経営者が考えそうなことは同じようなもので、そういう人材を求めます、というのは想像通りだった。僕もまあ、今までの規模の会社のレベルであれば、それなりに期待に応えた人材だったんじゃないかな。

啓蒙的な内容として、こういうことが分かってない皆さんに紹介したいところだけど、そういう方々に限って、こういう人いますよねぇ、とか言ってくるからあまり役には立たないだろうけどね。