東京は郊外から消えていく!

これも図書館で借りてきた本。

前半部分は省庁などの公的なデータをもとにした分析が多く、数字を眺めることが苦手な僕にはちょっとつらい本だった。まあそれならと数字のほうは眺めずに分析内容だけテキストとして読めばいいのだけれど、ときどき意図的なというか、納得いかない方向にまとめられたりしている点もいくつかあった。

後半は自社によるリサーチなので、分析によるイメージ付けなのか、イメージに対する後付のためのデータなのか、といった点も正直感じた。

まあでも話のネタとしては、こういう地域的ブランドのような話題を、一方的に分類したり分析したりすることは好きなので、楽しく読めたけれどね。泉麻人のコラムのような感じだね。

東京は郊外から消えていく!  首都圏高齢化・未婚化・空き家地図 (光文社新書)

東京は郊外から消えていく! 首都圏高齢化・未婚化・空き家地図 (光文社新書)

公務員ってなんだ?

新たに図書館に行って借りてきた本。当時の最年少市長、しかも政令指定都市である千葉市の市長による本。千葉市には多少行ったことはあるけれどほとんどよく知らないし、この市長がどんな人かもよくしらないけれど、公務員批判や公務員擁護に偏らず、地味ながらも現場の責任者として、思うところを書いてあって、多少は実績をちらつかせたりして鼻につく部分がないではないけれども、概ね面白く読むことができた。

まあしかし自分よりも、弟よりも年下の人たちがこのような立場で活躍するような時代になってきたのね。僕は幹なのか茎なのかわからないけれども、まあ自分なりに頑張ってみます。

でもなんでワニブックスなんだろう。この手の本では珍しいな。そうでもないのかな。

公務員大崩落

例の関係の図書を軒並み漁ってるわけだけれど、今まで読んだ中では、これが一番頭を使った。

単なる公務員バッシングではないので、人によっては物足りないかも知れないけれど、現実的な内容で、様々な課題を理解することが出来た。またこういう書籍では国家公務員に関する記述が多いのだけれど、キャリアのような特別に選ばれた人達は全体の割合から見れば少数派であり、地方公務員や準公務員とも言える独立行政法人職員などについても記載されているのが、参考になった。

少し内容が古いのが残念だけれど、古本だから仕方ない。まだ民主党に期待感のある時期の内容なので、今となっては、あはは、としか言いようがない部分もあるけれど。

ちょっと読むのに時間が掛かってしまったので、もう一度読んでみると、また違う感触もあるかもしれない。

でも内閣人事局なんて、関心なかったから全然知らなかった。

公務員大崩落 (朝日新書)

公務員大崩落 (朝日新書)

スマホからガラケーに

色々都合もあり、スマホからガラケーにすることにしました。

最初はワイモバイルのスマホにしようかと思ったけれど、推奨された端末があまりに気に入らず、ネクサス6というハイスペック端末があるらしいので確認してみると、びっくりするほど高く、結局MVNOというよくわからない手段を選ぶことにしました。

MVNOも色々あってどれがよいのか全くわからなかったけれど、プロバイダとしてかねてより耳にしたことがあり、ネットでも評価がよかったIIJmioにしました。それと同時に従来のドコモ回線を無くす訳にもいかないので、こちらはガラケーにすることにしました。

どちらも店頭ではなくオンラインで行ったので、設定は自力。MVNOによるスマホのほうは概ね無事に更新出来たけれど、ガラケーのほうはiモードの設定が上手く出来ず撃沈。結局、ドコモショップへ。

ドコモショップの窓口も大変だね。昔は携帯電話と言えば若者向けのガジェットだったのに、いつの間にか誰もが利用する家電になっていて、かなり年輩の皆さんもスマホに挑戦している様子。ところがやっぱり悪戦苦闘してて、結局一番苦労するのは窓口担当のような気がする。ガラのワルいおじさんに、なんとかせいや、って言われても爽やかな対応をするイケメンにいちゃんは、えらいなと思った。

それはともかく自分の携帯だけれど、なかなか複雑な案件のようで、窓口のおねえさんでは対応出来ず、そこから電話をかけて問い合わせ。151なのかな?そこに電話するのが面倒だったからショップに行ったのにね。しかもパソコンで設定する必要があり、ここではできないので、パソコンを用意して自分で151に問い合わせろとのこと。まあ、おいちゃんじゃないからなんとかできるけれど、もう少しどうにかしてほしいところ。

帰宅してから151に問い合わせ無事に解決。なんとか自力で解決することが出来ました。

最終日

そんなわけで12月末からあっという間に2ヶ月が経ち、最終日を迎えることになりました。
片付かなかった問題もあるにはあるけれど、概ね無事引継ぎが完了し、自分でも満足のいく内容だったと思います。まあもっとも約15年にも渡る歴史を全て継承することはもともと無理なので、まあ、こんなもんでしょう。

あまり気は進まなかったけれど、最後くらいはと思い最上階に向い、義理立てで挨拶へ。まあやっぱりこんなもんだな、という感じ。あとはすることもなく午前中を過ごし、午後は預り品を返却した後、事前に手配した近くのお店でお菓子を受け取って各階にあいさつ。ほとんど付き合いのない人たちとはいえ、最後くらいはお互いに神妙な気持ちにはなるみたい。今まで見送るほうばかりだったから、逆に立場になると妙にこそばゆい。こういうのは苦手だな。3時過ぎに退社して、豆腐屋さんでお土産を買い帰宅。この街にくることももうあまりなさそうだな。

そういえば会社で一応こんなものももらった。こういうのももらうほうになるのは苦手なんだけれど、まあ送られるというのはそういうことなんだなと思った。

まあ特別な思いと言うのは特になく、映画のエピローグのような感じ。続編をお楽しみに。

実は悲惨な公務員

民間から公務員に進む人もいれば、公務員から民間に進む人もいるようで、そんな人が書いた本。キャリア時代を中心とした経験を元にした内容で、実際の公務員の姿が描かれている。まあ世の中甘くないので、実際はこんなところだよね。大学の先生の職員宿舎もうらやましいと思えるようなものではなかったしね。

平易な内容で読みやすかったけれど、まあそれほど新知識になるようなことはなかったかな。狙いとしては、ただいたずらに公務員バッシングをするのではなく、もう少し考えてバッシングしましょうよ、といったところだしね。

実は悲惨な公務員 (光文社新書)

実は悲惨な公務員 (光文社新書)